復活した『福よし』でキチジを食す・・・
気仙沼に帰省はしましたが、大人しくしていました・・・
みなと祭りは遠くから見ただけ・・・
だから、熱く語れません・・・
帰省して何が嬉しかったかと言うと・・・
復活した『福よし』で飲めた事かな・・・
帰省すると決めてから予約はしておいたんだ・・・
因みに行ったのは、8月13日です・・・
二階建てになって、1階は駐車場・・・
靴を脱いで二階に上がると・・・
震災前と同じような空間が有ります・・・
広くなってはいます・・・
囲炉裏も復活です・・・
村上さんも、小野さんも元気です・・・
3000円コース&キチジ焼きを食べ・・・
タラフク飲んでしまいました・・・
隣に座っていた方の話を聞いていると・・・
日本酒『六根浄』の話をしていたので・・・
鹿折に有った『ももや』さんですか?
と聞いてみると、ビンゴでした・・・(笑)
福よし関連記事・・・↓
日本一焼き魚がうまい居酒屋で復興を応援!
値段が高すぎる! 航続距離が短くて使い物にならん! と評判の電気自動車で、全国各地の「元気!」を訪ねてレポートしようという連載企画。スタートを飾るのは、東日本大震災の津波で大きな被害を受けた宮城県気仙沼市の居酒屋『福よし』だ。
このお店。高名なグルメ評論家に「日本一焼き魚が美味い店」と言わしめる名店だった。私も2003年に取材に行って、自慢の囲炉裏で焼いたサンマを3本ばかり、ぺろりといただいたことがある。でも、以前の店は津波で壊滅。防潮堤の問題などもあり、町全体の復興計画はまだ闇の中、という状況ではあるのだが……。
このお店。高名なグルメ評論家に「日本一焼き魚が美味い店」と言わしめる名店だった。私も2003年に取材に行って、自慢の囲炉裏で焼いたサンマを3本ばかり、ぺろりといただいたことがある。でも、以前の店は津波で壊滅。防潮堤の問題などもあり、町全体の復興計画はまだ闇の中、という状況ではあるのだが……。
「以前は駐車場だった海を望める場所に新しい店を建てることにした。のんびり復興を待ってたら10年かかる。オレは今63歳。10年後に店を再開しようと思っても、こっちが錆び付いてダメになっちまうよ」と、大将の村上健一さん。客との会話を弾ませるために「5人の客に5匹の魚を焼くときは、1匹だけ大きいヤツを入れたりするんだよ。気になって、そこから話が膨らむだろ」ってな具合に、話し好きで洒落好きな村上さんは、2003年に会った時にも増してパワフルだった。
訪問したのは8月7日の復活オープン数日前。オープン前だったから残念ながら新しい店の料理は食べられなかったけど、『福よし』の、大将の料理が不味いはずはない。この店の焼き魚が美味しい秘訣は、まず、大将のアイデアが満載の囲炉裏にある。水を張って魚から落ちる脂を受け止める特注の「皿」は、壊滅した店から救出してきて新しい店の囲炉裏に使ったという。真新しい囲炉裏のスペースには、役所の指導で以前はなかった水道が付けられてはいたけれど、囲炉裏の前に立つ大将の笑顔を見るほどに、今日は肝心の焼き魚が味わえないってのが口惜しい。
⇒【後編】へ続く「『福よし』の焼き魚が美味い秘密とは?」
http://nikkan-spa.jp/274849
訪問したのは8月7日の復活オープン数日前。オープン前だったから残念ながら新しい店の料理は食べられなかったけど、『福よし』の、大将の料理が不味いはずはない。この店の焼き魚が美味しい秘訣は、まず、大将のアイデアが満載の囲炉裏にある。水を張って魚から落ちる脂を受け止める特注の「皿」は、壊滅した店から救出してきて新しい店の囲炉裏に使ったという。真新しい囲炉裏のスペースには、役所の指導で以前はなかった水道が付けられてはいたけれど、囲炉裏の前に立つ大将の笑顔を見るほどに、今日は肝心の焼き魚が味わえないってのが口惜しい。
⇒【後編】へ続く「『福よし』の焼き魚が美味い秘密とは?」
http://nikkan-spa.jp/274849
<文と写真/寄本好則(三軒茶屋ファクトリー)>
日本一焼き魚がうまい居酒屋で復興を応援!【後編】
2012.08.26 未分類
日本をつなげ!プロジェクト
~電気自動車で全国の「元気!」を突撃レポート~
第1回:宮城県気仙沼市『福よし』【後編】
東日本大震災の津波で大きな被害を受けた宮城県気仙沼市の居酒屋『福よし』。このお店、高名なグルメ評論家に「日本一焼き魚が美味い店」と言わしめる名店だった。私も2003年に取材に行って、自慢の囲炉裏で焼いたサンマを3本ばかり、ぺろりといただいたことがある。でも、以前の店は津波で壊滅。防潮堤の問題などもあり、町全体の復興計画はまだ闇の中、という状況ではあるのだが……このほど復活オープンするとの情報を聞きつけて、再訪を果たした。
⇒【前編】はこちら
◆炭火は煌々と炊かなきゃダメなんだ!
囲炉裏には約17kgの新しい灰を入れたという。真ん中で炭を炊き、串刺しにした魚を灰に刺して並べて焼く。炭の回りには水を張った受け皿があり、焼けた魚から垂れる油はここで集める仕組みになっている。受け皿の幅や深さは、大将自身が試行錯誤の末に完成させた『福よし』の真骨頂ともいえる囲炉裏なのだ。ただ、当然だけど、囲炉裏のカタチだけを真似しても『福よし』のような味にはならない。「10匹焼くのも1匹だけ焼くときも、炭はたっぷりおこして煌々と炊かなきゃダメ。だから商売で炭火を扱うのは難しい。でも、火があると心が和むでしょ。炭火のおかげでお客さんにとの会話も弾むんだ。あとは、一匹一匹の魚の太さや丸みを見ながら、炭火との距離や傾きを加減する。この魚をどう焼けば美味しいか判断する、動物的なカンが必要なんだよ」
飲食店は1階に店舗があるほうが有利なのはじゅうじゅう承知の上で「万が一の津波の力を逃がせるように」と、1階を駐車場にしたのも、大将の動物的なカンから生まれたアイデアだ。おかげで、2階の座敷の席からは気仙沼の港が一望できる。~電気自動車で全国の「元気!」を突撃レポート~
第1回:宮城県気仙沼市『福よし』【後編】
東日本大震災の津波で大きな被害を受けた宮城県気仙沼市の居酒屋『福よし』。このお店、高名なグルメ評論家に「日本一焼き魚が美味い店」と言わしめる名店だった。私も2003年に取材に行って、自慢の囲炉裏で焼いたサンマを3本ばかり、ぺろりといただいたことがある。でも、以前の店は津波で壊滅。防潮堤の問題などもあり、町全体の復興計画はまだ闇の中、という状況ではあるのだが……このほど復活オープンするとの情報を聞きつけて、再訪を果たした。
⇒【前編】はこちら
◆炭火は煌々と炊かなきゃダメなんだ!
囲炉裏には約17kgの新しい灰を入れたという。真ん中で炭を炊き、串刺しにした魚を灰に刺して並べて焼く。炭の回りには水を張った受け皿があり、焼けた魚から垂れる油はここで集める仕組みになっている。受け皿の幅や深さは、大将自身が試行錯誤の末に完成させた『福よし』の真骨頂ともいえる囲炉裏なのだ。ただ、当然だけど、囲炉裏のカタチだけを真似しても『福よし』のような味にはならない。「10匹焼くのも1匹だけ焼くときも、炭はたっぷりおこして煌々と炊かなきゃダメ。だから商売で炭火を扱うのは難しい。でも、火があると心が和むでしょ。炭火のおかげでお客さんにとの会話も弾むんだ。あとは、一匹一匹の魚の太さや丸みを見ながら、炭火との距離や傾きを加減する。この魚をどう焼けば美味しいか判断する、動物的なカンが必要なんだよ」
以前の店は借家だったため、自治体から交付される予定の店舗再建の補助金は「建築費の消費税でまた国に返すんだ(笑)」って状況らしい。長年の馴染み客もたくさん被災してしまったので「前みたいには繁盛しないかも知れないね」と大将は言う。でも、奥さんや息子さんも一緒に、名店の再建に踏み出したうれしさが、話を聞いているだけでもひしひしと伝わってくる。
震災復興を応援するために、東北に旅しようって言われてるけど「どこに行けばいいのやら?」って人もいるだろう。そんな人は、まず、気仙沼へ行ってみるのがオススメだ。津波に襲われた町の再建はまだほど遠く、歪んだ建物などの取り壊しが進んでいる最中、という現状を目にすることができる。そしてなにより『福よし』の美味しい焼き魚と大将の笑顔との出会いを味わってくれ!
●『福よし』
住所:宮城県気仙沼市魚町2-5-7
TEL:0228-24-0284