そして、生きる・・・



有村架純と坂口健太郎を主演に迎え、人間ドラマの名手・岡田惠和が紡ぐ究極のオリジナルヒューマンラブストーリーを放送する。本作は、東北と東京を舞台に、過酷な運命のもとで生きた2人の男女・瞳子と清隆、そして彼らと巡り合う人々の人生を描いた珠玉の感動作だ。
主人公・瞳子役を演じるのは連続テレビ小説ひよっこ」で岡田惠和とタッグを組んだ有村架純。2015年に放送された「連続ドラマW 海に降る」から4年、待望の連続ドラマW出演となる。もうひとりの主人公、清隆役を演じるのは、今最も旬な若手俳優である坂口健太郎。WOWOWドラマへの出演は初となる。さらに、瞳子の友人の韓国人ハン・ユリ役に女性アイドルグループKARAの元メンバー知英、瞳子に想いを寄せる高校の同級生、久保真二役に岡山天音気仙沼で理髪店を営む坂本昌幸役に萩原聖人瞳子の育ての父親・生田和孝役に光石研、清隆の母親、清水美恵子役に南果歩と、魅力的な実力派俳優陣が集結。また、脚本には人間ドラマの名手・岡田惠和。大ヒット映画『君の膵臓をたべたい』でメガホンをとった月川翔が連続ドラマWで初の監督を務める。

<ストーリー>
3歳のときに交通事故で両親を亡くした生田瞳子有村架純)は、盛岡で理髪店を営む伯父に引き取られる。天真爛漫に育った瞳子は、時に地元のアイドルとして活躍することもあり、いつしか女優を志すようになっていた。そして19歳になった瞳子は、東京で開催されるオーディションに挑もうとするが、その前日の2011年3月11日、東日本大震災が起きる。
その年の秋―、瞳子はカフェで一緒に働いている韓国人のハン(知英)とともに、気仙沼のボランティア活動に参加する。瞳子はそこで、学生ボランティア団体の運営メンバーである東京の大学生・清水清隆(坂口健太郎)と出会う。穏やかで整然と現場を取り仕切る清隆だったが、瞳子はなぜか彼のほほえみに違和感を覚える。清隆自身もまた過酷な運命を背負っていることを、瞳子は知る由もなかった。そして気仙沼で一緒の時間を過ごした瞳子と清隆は、いつしか互いに特別な感情を抱いていく―。