うつろい行くもの・・・!

 さだまさしさんの曲に「加速度」と言う名曲がある・・・


   「加速度」  作詩さだまさし


  別れの電話は雨の日の午後
受話器の向うできみは確かに
雨にうたれ声もたてずに泣いていた
「最後のコインが今落ちたから
今迄のすべてがあと3分ね」って
きみはとぎれがちに 小さくつぶやいた

スローモーションで 時が倒れてゆく
言葉さえ塞いで
ごらん愛の素顔は 2つの世界の
間で揺れる シーソーゲーム
喜びと……悲しみと……

最後の電話がコトリと切れて
静かに僕の手に残ったものは
発信音と穏やかな雨のさざめき
途絶える直前の君の優しさは
最後に ピリオド打たなかったこと
まるで悲鳴の様に 云いかけた「それから」って

自分の重みに耐え切れず落ちてゆく
ガラス窓のしずく
あたかも二人の加速度の様に
悲しみを集めて
ほらひとつ またひとつ



 ブロードバンドの時代・・・


 こう言うドラマがあったであろう事が、不思議に思える時代になったんだね・・・



 長距離電話で苦労した事があったなぁ~


    ・・・あの娘はどうしているのやら・・・



 そして、ブロードバンドの時代だからこそ、生まれるドラマも有るんだね・・・