項羽と劉邦!

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 言わずと知れた司馬遼太郎先生の中国歴史小説である。

 ブックオフで上・中・下巻の三冊で300円。

 値段は恐ろしい程安いが、内容は素晴らしい。

 私は、このハードカバーのタイプを三度購入した程、

 (三度と言うのは、自宅に1セット・気仙沼の実家に1セット・会社の文庫に1セット)

 時折読み返したいと思う作品なのである。

 気仙沼の兄が購入していた、横山光輝先生の漫画「三国志」を盗み読みしていた私は、

 (いずれ紹介したいと思う)学校の教科書よりも、中国の歴史を知るのに判りやすいと思った。

 それじゃ、横山先生の「項羽と劉邦」を紹介すればいいジャンと思うのであるが、

 どうも項羽のイメージが、北斗の拳の「ラオウ」とリンクしているので、

 小説版の項羽と劉邦を紹介するのである。

 (蛇足ながら、北斗の拳の「ラオウ」は項羽を、

  負けてそして強くなる「ケンシロウ」は劉邦イメージして描かれた物ではないかと思う。)

 項羽と劉邦に、「漢王百敗」と言う言葉が出て来るが、私はこの言葉が大好きだ。

 劉邦項羽に百敗して、敗走し続けていたが、最後に勝って天下を取ったではないか・・・

 いじめで喩えるなら、いじめられたら逃げても良いじゃないか、最後に幸せになれるなら・・・

 本当は、こんな意味じゃないかもしれないけどね・・・

 何か、「北斗の拳」や横山光輝先生の話になってしまったが、

 それは、また別な機会にアップしたいと思う。

 
 あくまで今日は、司馬遼太郎先生の中国歴史小説項羽と劉邦」の紹介である。