緑色の異邦人2!

イメージ 1

 今日は、「あぁ、気仙沼大島に行ってみたいなぁ」と言う気持ちでいっぱいになった。

 気仙沼大島で作家活動をされている「十八鳴浜 鴎」さんの作品・・・「緑色の異邦人」を読み終えての私の第一の感想だ。

 おそらく、10編の小説の殆どが自伝的作品であろう。

 作品の中ではやはり「春蘭」が良い。「天国への土産」で考えた事の、答えの一つが有るような気がした。「緑色の異邦人」「メロドラマ」も心に響くものがある。

 「メロドラマ」では、白砂を踏む。観光客らしい男女が数組、珍しそうに鳴り砂のうえで飛び跳ねていた、と言うシーンや、気仙沼大島から気仙沼に向かう連絡船でのシーンに、自分の思い出がリンクした。

 いくつかの作品はつながりがあり、これをまとめて長編を書かれては如何だろうか・・・

 注文を付けるとすると、読ませる順番がちょっと違うかなって事・・・

 これらの作品は「気仙沼大島に行きたい!」「十八鳴浜に行きたい!」「緑色の桜を見たい!」
「春蘭を見てみたい!」そして「十八鳴浜 鴎さんに会ってみたい!」という気持ちにさせる・・・

 今、妻が読み始めているが、同じ感想を持つだろう。

 妻が読み終えたら今度は本好きの父に送ってあげよう。

 取りあえず、気仙沼の人は読まなくてはいけない!!・・・作品である。