気仙沼の遊び6「陣取り」!

 世の中には「陣取り」と名の付く遊びは沢山あるでしょうから・・・

 あなたが思っていた「陣取り」とは、おそらく違うものでしょう・・・

 これも、アナログな遊びです・・・

 まずは遊び場所を探すのが・・・今だと・・・学校の校庭ぐらいしか思い付かないなぁ・・・

 砂利の多い公園では不向きです・・・


 それでは・・・私の中の「陣取り」・・・


 これは、二~四人位の人数で遊びます・・・(今回は四人で遊ぶ事にします)

 それでは、友達と学校の校庭に行きましょう・・・

 御弾きの様な平らな小石を1個使いますから(御弾きをそのまま使っても楽しくありません)

 一生懸命・・・小石を探しましょう・・・(小石の転がり具合が重要!!)

 小石が見つかったら、陣を取り合う四角形(約4×4メートル)を校庭に書きます・・・

 この四角形の内側が陣を取り合う場所になります・・・

 じゃんけんで、それぞれ初めの陣を置く四角形の角と順番を決めます・・・

 ここからが、実にアナログです・・・

 四角形の角に親指を鼎として掌で扇形を書き、その広さが初めの陣となります・・・

 この陣から探して来た小石を弾いて3回で戻って来る様にして陣を広げて行きます・・・

 一回弾いたらその場所まで線を引きますが、失敗したら消す事になるので・・・

 深く書かない様に気を付けます・・・失敗すると手が凄く汚れます・・・

 そして、失敗したら次の者に変わります・・・1回毎に弾く順番を回してもOK!!

 これも、性格が良く出ます・・・

 着実に陣を広げたい者はデリケートに弾くし・・・

 陣を一攫千金で増やしたい者は大胆に弾く・・・

 上手く3回で陣の中に弾き入れる事が出来たら(逆三角形みたいになった?)

 また、そのどちらかの突端の角から親指を鼎として掌で扇形を書き、陣が広がって行きます・・・

 四角形の辺に扇の指が触れたら、そこの囲った場所も自陣となります・・・

 ただし、人の陣を奪ったりする事は出来ません・・・広さを争う遊びです・・・

 敵に囲まれ陣を取れなくなったら、その者はそこで終了・・・

 人の邪魔をしましょう・・・

 
 気仙沼ジャンさんの「陣取り」はこんな遊びでした・・・

 もしかすると、多少ルールが違うかもしれません・・・

 
                      ・・・「靴飛ばし」につづく・・・