人間らしさ!

私が中学生の頃だと思うが遠藤周作の作品「役立たず」と言う小説を読んだ。

入院した作者が同室の入院患者に、小説家と言う職業を世の中の役に立っていない「役立たず」と称される作品だったと思う。

「人の役に立ちたい!」この考えは、暫く私の職業選択の基準となってしまった。

例えば、スポーツ選手や小説家、漫画家や画家・・・

価値観は、それぞれの国によっても異なる・・・アメリカや日本は野球で騒いでたりするが、アフリカやヨーロッパではどうだろう・・・サッカーや卓球・・・それぞれ、国技も違う・・・

これって世の中に必要だろうか・・・って思っていた。

確かに、スポーツが無くても世の中回って行くだろう・・・

他にお金を掛けなきゃいけない事が有るんじゃないだろうか・・・

今本当に自分たちに必要なものは何だろう・・・

やらなくちゃいけないものはなんだろう・・・と



でも、この考えは間違いである!



私たちは人間として産まれてきた・・・

人間らしさを考えてみると、動物には出来ない物作り、絵を描いたりストーリーを考えたりする事が、実は崇光であることに気が付いたのだ。

食えるか食えないかは関係ないのだ・・・